チェンマイの免許更新シリーズ、今回は 健康診断書(ใบรับรองแพทย์/5疾病フォーム) の取り方です。
免許更新の必要書類のひとつなんですが、これがちょっとクセモノ。というのも 有効期限が30日(1ヶ月)しかないんです。前回書いた在留証明(有効1年)とは逆で、早く取りすぎると期限切れになる。予約が数ヶ月先だった私は、取るタイミングに一番気をつかいました。
取得自体は近所のクリニックで数分・数百バーツと超簡単。ポイントは「いつ取るか」と「どこで取るか」です。まとめておきます。
※2026年時点の情報です。制度・料金は変わることがあるので、最終確認は各クリニックとDLTの窓口でお願いします。
健康診断書(5疾病フォーム)って?
タイの免許取得・更新に必須の、「運転に支障のある病気がないこと」を医師が証明する書類です。タイ語で ใบรับรองแพทย์(バイ・ラップロング・ペート)。
「5疾病フォーム」と呼ばれるのは、運転に不適格とされる特定の疾患をスクリーニングするから。2021年2月19日以降、新規だけでなく更新でも全員に必須になりました。
なので「更新だから健康診断書いらないでしょ」は通用しません。私も車+二輪の更新で、しっかり必要でした。
どこで取る?(4つの選択肢)
タイ全国、ほぼどの町のクリニック・病院でも取れます。違うのはスピード・英語対応・料金です。
- ① 街の小さなクリニック(一番おすすめ)
- 最安・最速。ウォークインで「免許用の診断書ください」と言えばすぐ対応してくれる
- 目安 50〜100バーツ
- 💡 DLT事務所の近くのクリニックは、免許用フォームに慣れているので確実&スムーズ
- ② 公立病院
- 様式は標準的だけど待ち時間が長め
- 目安 200〜300バーツ
- ③ 私立病院
- 快適で英語も通じやすいが割高。追加検査が入ると高くなる
- 目安 1,400バーツ〜
- ④ ビザ・免許代行サービス
- クリニックまで連れて行ってくれるが手数料が乗る
チェンマイなら、予約したDLT事務所の近くのクリニックを当日朝にサッと寄るのが効率的です。
⚠️ 薬局(ファーマシー)や無資格者の診断書はNG。DLTは、医師のサイン・医師免許番号・クリニックの公式スタンプがない診断書は受け付けません。「診断書出します」の看板があっても、クリニック/病院であることを確認してください。
【チェンマイ実店舗】No.2事務所(メーヒア)周辺のクリニック
私が予約したのは Chiang Mai Provincial Land Transport Office No.2(メーヒア地区)。その周辺で、免許用の健康診断書が取れるクリニックを距離順・実用性順にまとめます。
⭐ ① Health Care Medical Clinic(HCMC)← 本命
- 場所:メーヒア(275 Moo 6)、No.2事務所から北へ約1.2km・車で数分
- 実績:口コミに「免許用の診断書をウォークインで取れて、たった100バーツ。おすすめ」との具体的な報告あり
- 英語対応◎/評価4.7(219件)
- 営業:月・火・木 8:00〜18:00/水・金 8:00〜17:00/土 8:30〜13:00/日休み
- ☎ 082-766-8672
距離・実績・料金の三拍子でここが本命。8:00開店なので、午前予約の日でも「朝イチで診断書→事務所」の動線が組めます。
② Boston Health Polyclinic
- 場所:サラピー方面(No.2事務所から東へ、車で約10分)
- 評価5.0(132件)/英語対応◎/駐在員に人気、ウォークイン可の口コミあり
- 営業:月〜金 9:00〜17:30/土日休み
- ☎ 052-082-888
③ Dr. Artima Medical Clinic
- 場所:Chonpratan通り(No.2事務所から西へ、車で数分)
- 評価4.8/英語良好
- ⚠️ 開店が11:00〜17:00と遅め。午前予約の日に当日朝寄るのは不向き。前日までに取るなら候補
- ☎ 093-698-4884
💡 どのクリニックも、行く前に電話で「medical certificate for driving license、今日取れますか?」と一本入れると確実です。
当日の動き方(2パターン)
- A:前日までにHCMCで取る(有効30日なので来庁の3〜4週間前〜前日に)→ 落ち着いて確実
- B:当日朝イチにHCMCへ寄ってから事務所へ(HCMC 8:00開店 → 事務所へ)→ 動線は成立するが混雑リスクあり
安全策は A(前日までに取得) です。
※ここではNo.2事務所周辺を挙げていますが、他事務所(本局・支所)を予約した人は、その事務所の近くのクリニックを探すと同じように効率的です。「DLTの近く」がキーワードです。
いつ取る?【最重要】
有効期限は発行日から30日(1ヶ月)。ここが一番の注意点です。
私のように免許予約が数ヶ月先の場合、予約日の3〜4週間前くらいに取るのが正解。今(予約直後)に取ってしまうと、当日には期限切れで取り直しになります。
- ❌ 予約直後に取る → 当日期限切れ
- ✅ 来庁の3〜4週間前に取る → 余裕をもって有効期限内
在留証明(有効1年)は先に取ってOK、健康診断書(有効1ヶ月)は直前に取る。このセットの時間差を覚えておくとラクです。
取得の流れ(当日数分)
私が行ったときの流れはこんな感じ。
- クリニックで「免許更新用の健康診断書(medical certificate for driving license)」とハッキリ伝える
- 簡単な問診+基本チェック(血圧など)。断食(絶食)は不要
- 医師のサイン・免許番号・クリニックのスタンプが入った診断書を受け取る
所要はだいたい5〜20分。運転できる状態かの簡易スクリーニングなので、本格的な健康診断ではありません。
💡 車+二輪の両方を更新する場合、診断書が1通で足りるか、2通いるかはクリニック/窓口で確認を。取得時に「car and motorcycle renewal」と伝えておくと安心です。
記入時の細かい注意
- 日付が**仏暦(พ.ศ.)**表記の様式もあります。迷ったらクリニックのスタッフが変換してくれるので任せてOK
- 修正液(ホワイト)はできれば避ける。訂正があると受け付けない事務所もあるため、書き損じたら書き直してもらうのが無難
【2026年の最新動向】デジタル健康診断書について
2026年6月から、DLTが 電子(デジタル)健康診断書の受付を開始しています。医師が検査結果をオンライン提出し、DLT側が自動で参照する仕組みで、55歳未満の更新者が対象です。
ただし現時点では、
- 更新のみが対象(新規・外国免許切替は従来どおり紙が必要)
- 初期展開はタイ国籍者が優先とされ、外国人パスポート保持者がいつ使えるかは未確定
という状況です。つまり 外国人は当面、従来どおり紙の診断書を用意するのが安全。私も紙で取りました。今後、外国人にも開放されたら更新のたびに便利になりそうなので、動向は追っていきたいところです。
まとめ
- ✅ 5疾病フォームは更新でも全員必須(2021年〜)
- ✅ DLT近くの小さなクリニックが最安・最速(50〜100バーツ)。No.2周辺ならHCMCが本命(免許用診断書100バーツの実績あり)
- ✅ 有効30日。取りすぎ注意、来庁の3〜4週間前に取る
- ✅ 断食不要、所要5〜20分
- ✅ 薬局の診断書はNG(医師サイン・免許番号・スタンプ必須)
- ✅ 車+二輪は「両方用」で取れるか確認
- ✅ デジタル診断書は始まったが、外国人は当面まだ紙
これで準備書類は、在留証明・健康診断書・DLT e-Learning の3点セットが揃います。あとは免許本編の予約日に行くだけ。
準備の全体像は免許更新の本編記事にまとめているので、あわせてどうぞ。
それでは、良いチェンマイライフを!
※本記事は個人の体験に基づく2026年時点の情報です。料金・様式・有効期限・デジタル対応の状況は変更される可能性があります。正確な情報は各クリニック・病院およびDLT(陸運局)の窓口でご確認ください。
